頭の症状

頭痛の原因はストレス、気候、気圧の変化、食べ物、体調などがありますが、根本の原因は頭へ流れる血液量の低下だと考えます。

頭を通る血管は、首と頭の付け根までは太い血管、その後は細い血管へと分岐して行きます。分岐後の細い血管周辺の筋肉が硬くなり血管が圧迫されると、血液が流れにくい状態になります。すると細胞まで酸素や栄養が届きにくくなる為、それを伝えるサインとして痛みを出すのです。

本来であれば環境の変化に耐えられるように出来ている人間の身体も、前述のような原因で、血管周辺のコンディションが悪化すると、余力がなくなり環境の変化に適応できず、頭痛という症状を出してしまうのです。

しっかりと頭部が胴体に対して真っ直ぐに乗っているか、捻れたりずれたりしてないかを確認します。もし猫背やストレートネック、頸椎のずれ等があると必ず首に無理な負担がかかってきます。首の筋肉は頭へとつながり、その中には血管や神経が通っています。その原因を見落とし痛み止めや患部への処置だけではなかなか改善しない事が多いからです。さらには首のずれは骨盤や股関節に原因がある事も多い為、体全体を見る事が非常に大事です。