新型コロナウイルスの大流行で、免疫力の大切さが叫ばれています
スーパーでは、腸内環境を整える為に納豆やヨーグルトが良く売れているそうです。納豆やヨーグルトなどの発酵食品は、確かに腸内環境を整えて、免疫力を高めるのに役立つでしょう。
しかし、不安になりすぎ、ナーバスになりすぎて自律神経が乱れてしまったら、どんなに体に良い食材を食べても、腸内環境は改善しません。
非常時こそ、ゆっくり、深く呼吸をして、自律神経を整える事が大切だと思います。
肺炎は多くの場合、さまざまな菌やウイルスの感染が原因となるもの、誤嚥性のものなどがあります。前者は免疫力の低下が大きく関連しています。後者は食べ物を飲み込み力(嚥下力)が弱まり、本来は食道に入るべき飲食物が気管に入ってしまう事で発症します。
肺炎が高齢者ほど重症化するケースが多いのは、加齢によって免疫力や嚥下力が低下する為です。
そして、食べ物も空気も人間の喉を通るので、呼吸を意識して行う事で、嚥下する力も鍛えられます。呼吸機能を高めれば、気管に食べ物が肺った時にも反射的に咳き込むなどして、排出しやすくなります。実際に、リハビリテーションのが現場では、鼻から息を吸って口をすぼめてゆっくり息を吐く事が繰り返すという訓練があります。
誤嚥性の肺炎を発症するまでにはいたらなくても、この嚥下する力をみくびってはいけません。高齢化社会の中で、嚥下障害が注目されています。加齢によって嚥下がうまく出来無くなると、食事のたびにむせたり、固形物を飲み込めなくなります。そして、食事のたびにストレスを感じ、食事をする事、自体が楽しくなくなり、おっくうになってしまうのです。すると、十分な水分や栄養を摂る事が出来ず、健康を害してしまいます。生きる事は食べる事です。食べる楽しみを感じながら生き続けられるように、嚥下力の低下を防ぐ「呼吸体操」を是非、体験してみて下さい。近隣整体にない技法です。お待ちしてます。